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第2回 全日本実業団サイクルロードレースin小川
第2回 全日本実業団サイクルロードレースin小川
レース:第2回 全日本実業団サイクルロードレースin小川
1周18km×4.5周=80km

今回の実業団レースも国外でのナショナルチーム参加選手や不参加の選手が多い中、寂しいメンバーと参加人数で行われた。

コースは前述の通り約18kmを4周回と半分するが、5km以上続く登りと道幅の広い下りで構成され、脚力を問われる。しかしながら下りや、ゆるい登り区間では、ロードレースの定石通り、休もうと思えば休めるので集団の力を利用しない自力勝負の選手にとっては、そういった選手にはやはり注意は必要となる。

1周目、シマノメンバーはパレード区間から集団前方に位置する。登り区間を5回こなす事もあり、パレード区間直後の緩勾配区間では様子見の単独スピードアップが図られるくらいで、集団自体のペースは上がらない。ところが、勾配がきつくなるころには、そのスピードアップも大人しくなり、登りを得意とする軽量タイプの選手や、高強度の運動を続けることができる選手が集団前方を固め始める。

半周を終え、1回目のゴール地点通過時には先頭集団約10名、数十秒後方に20名程度と集団が分断。ペダリング可能な下りを終えると、なかなかペースの上がらない先頭集団に、数名が後方より追いつく。しかしこのコースの怖いところは(このコースというよりロードレース全般か?)下りで追いついても登り区間がすぐに始まれば全く休めないところにある。ペース自体は上がらないものの、負荷のかからない状態で登りまで休めた選手たちがペースをキープする中、消耗した選手は脱落。

2周半終了時にはまたも10名ほどに。メンバーは柿沼、西村(ミヤタスバル)、新保、盛(愛三工業)、筧(あずみの)、橋川(キナンCCD)、、、etc。3回目の登りではアタックが試み始められた。柿沼、盛、新保らがアタックするが他は防戦一方。新保が抜け出し、柿沼、盛が合流。そのままその3名が頂上までペースを維持するかと思われたが、突然柿沼が遅れ始める。

新保、盛の愛三工業コンビが頂上までランデブー。柿沼をパスした後続、筧と阿部まで30秒のギャップを作る。下りを得意とする先頭2人は下りきるとその差を1分にまで広げ、徐々に有利な展開へとレースを運んでいった。

後続はばらばらになる。いくらかまとまるものの、そもそも攻撃に着いて行けなかった者なので、ペースはなかなか上がらない。4回目の頂上では先頭二人もバラけるが、決定的ともいえる2分もの時間がついてしまった。ここでこのレースはほぼ決まったも同然だった。選手達はほとんど集団を形成せずにまるでタイムトライアルの様なゴールシーンを演じていた。距離は短いが平均時速は30kmを下回るクライマーレースだった。

阿部は足を痙攣させて止まってしまった筧と差をつけ何とか3位でゴール。個人としては万々歳だがチームとしては完敗のレースだった。
(文中敬称略)

レポート:阿部 良之
3位に入った阿部
一般道を使って行われる貴重な大会。この小川村のコースは特に厳しく、本当の実力が問われるコース。
最終周回を行く山本
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