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全日本実業団個人タイムトライアル
全日本実業団個人タイムトライアル
6月12日、長野県栂池高原でヒルクライム タイムトライアルレースが開催された。この日は秋田で行われる全日本選手権タイムトライアルと同日開催と言う事もあり、シマノ・メモリーコープからは野寺、広瀬、土居の3人のみが参加。

午前に17kmのマスドスタート(一斉スタート)ヒルクライムレースを3組に分けて行い、そのタイムから上位100名が午後のタイムトライアル(1人づつスタート)決勝レースを走り、2つのレースの合計タイムで総合勝者が決定する。シマノは2組目に土井、3組目に野寺と広瀬が組分けされた。

優勝候補の1人である別府(愛三工業レーシングチーム)の強力な走りが裏目に出てペースが安定しなかった2組目に対し、3組目は広瀬が野寺のために、スタートから先頭で安定したペースを作る。中盤野寺が先頭に出るが、ダークホース・秋山(Team masahikomifune.com)が強力に先頭に立ちそのままラスト5kmへ、その後先頭に出たのは登りのスペシャリスト村山(Vitesse-イチカワ)これに野寺がくらいつき午前のレース1位通過を果たした。4秒差で村山、10秒差で秋山。2組目1位の別府は約1分遅れの4位、1組目1位の田中(チームブリヂストン・エスポワール)が5位、2組目2位の土井が6位の順で予選を終えた。

午後のタイムトライアル決勝は11kmで行われる。30秒間隔で100人の選手がスタート。ここで土井が持ち前の力を発揮し1番時計を叩き出す。野寺は午前の疲れが出て7位となったが、上位勢も同様にタイムを落とし、結果、野寺がタイムを守りきり総合優勝を手に入れた。

苦手とする空気が薄い標高1800m地点ゴールのこのレースで何とか勝てたのは、得意とするダンシング(腰を上げてのペダリング)を封じ込め、エネルギー消費の少ないシッティンでの走法に徹した事が勝因の一つであろう。それにしても2つのレース合計30km弱を全力で登るこのレースはハードであった。

レポート 野寺秀徳(文中敬称略)

1位 野寺 秀徳
2位 別府 匠
3位 秋山 尚徳
4位 土井 雪広
10位 廣瀬 佳正
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