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全日本実業団サイクルロードレースin加東
2007/10/14
場所:兵庫県 播磨中央公園内特設コース
距離:93.6km(7.8km x 12周)
シマノ参加メンバー:阿部・狩野・土井・野寺・大内・廣瀬・山本・品川・辻
参加選手数:119名
参加チーム:スキル・シマノ、愛三工業、ミヤタ、マトリックス、など、主要実業団チーム
このレースは、今期の「Jツアーシリーズ」の残る2戦のうちの1つとなる大会。
現在、ポイントリーダーの証であるルビージャージを着る狩野の首位を、スキル・シマノはチーム一丸となってぜひ守りきりたいところだ。
ただ、現在4位の鈴木真理選手(ミヤタ)がこの大会で4位以上に入り、狩野がそれ以下だと順位を逆転される。(シリーズ戦中、上位5戦の大会のポイントを集計するため)

その鈴木選手は、Jツアーでここまですでに2勝をしていて、スプリントにめっぽう強い選手である。集団ゴールになれば、4位以内は確実だろう。ミヤタとしては、なんとしても集団ゴールに持ち込む作戦で行くだろうと予想できた。
一方、スキル・シマノは集団ゴールに持ち込まず、最終的に狩野が鈴木を突き放し、ゴールすることを目標として臨んだ。具体的には、序盤からコース中の上り坂を利用してレース全体のスピードを上げ、厳しいレースを作ること。それによりミヤタ陣営のコントロールを封じ込めるという作戦であった。

作戦通り、スキル・シマノは序盤から廣瀬、品川、山本、辻などが積極的にペースを上げ集団の分裂を試みる。しかしコースの特性も手伝い、ほとんど集団は崩れることはない。他のチームも攻撃に出るが、ミヤタチームはうまくまとまりを見せ、集団をまとめに掛かる。

中盤、ミヤタのアシスト陣に少し疲れが見え始めたところで、阿部がうまく単独で飛び出しに成功。それに大内ら数人がうまく追随し、さらに狩野や土井も合流に成功して、鈴木を含まない15名程の先頭集団が出来上がる。スキル・シマノとしては、ここでスピードを上げ、後続を突き放したいところだ。しかし、そこはミヤタのアシストがきっちり仕事をこなし、後続集団のスピードをアップ。この動きによって鈴木選手も先頭集団に合流した。これで約30名の先頭集団が出来上がる。

ここには、スキル・シマノから狩野、土井、大内、阿部、野寺が入り、さらに分裂を試みようと攻撃の手を緩めない。まずはラスト2周で、土井がアタック。これに別府(愛三工業)と山下(ミヤタ)が反応し、3人で逃げ始める。しかし、他の2人が土井についてこれず、単独で集団に15秒の差をつけ、ラストの周回に入ることとなる。しかし、その土井も周回の中ほどで、他のチームの追随にあい、スピードの上がった集団に吸収される。

今度はそれと同時に最後の望みを掛け、狩野がアタック。しかしミヤタだけでなく他のチームも彼の逃げは許さない。結局、集団は崩れないまま最後のゴールスプリントへ。
優勝は西日本でも勝利した西谷(愛三工業)、2位にはその鈴木が入り逆転を許した。チーム最高位は野寺が5位と健闘した。


「結果」
1 西谷 泰治 (愛三工業レーシングチーム) 2:09:24
2 鈴木 真理 (チームミヤタ)
3 三船 雅彦 (マトリックスパワータグ・コラテック)
4 藤岡 徹也 (クラブシルベスト)
5 野寺 秀徳 (スキル・シマノ)
6 小室 雅成 (チームコムレイドジャイアント)    
13 大内 薫 (スキル・シマノ)
17 阿部 良之 (スキル・シマノ)
20 狩野 智也 (スキル・シマノ)
49 品川 真寛 (スキル・シマノ)
62 土井 雪広 (スキル・シマノ)
63 廣瀬 佳正 (スキル・シマノ)

完走者70名
レポート/スキル・シマノ コーチ 今西尚志
レース序盤、狩野を中心として、スキル・シマノ、ミヤタが集まっている
中盤、阿部が仕掛け、小集団を形成する
スピードを懸命に上げる大内(左)と土井
ラスト周回、鈴木(ミヤタ)に徹底マークされる狩野
最後はゴールスプリントとなり野寺が5位に
表彰式
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