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今期の「Jツアーシリーズ」の第4戦目となる大会。次週に控える全日本選手権の前哨戦という位置づけで捉えて参加しているチームも多く、仕上がり具合を自身が把握する意味でも、重要なレースである。
スキル・シマノも「全日本選手権」を最大の目標に設定していることもあり、このレースに対しては、結果云々よりも、現在の自分自身の調子を知る意味で、思い切ったレースを心掛けるよう指示した。
レースは、他のチームの思惑も同じであったようで、序盤から「力勝負」という展開が繰り広げられ、かなりのハイペースとなった。スキル・シマノも帰国したばかりの土井や狩野が積極的に動き、集団の分裂をはかろうとする。毎周回ごとに20~30名の先頭集団ができては吸収され、また新たな集団ができるといった展開が繰り返される。
レースが半分を過ぎた辺りで、決定的な先頭集団が出来上がる。人数は20名ほどで、スキル・シマノからは狩野、土井、野寺の3名を送り込むことができた。他の主要チームも、複数人数を送り込んでいて、まだまだ分からない状態。
ラスト2周となり、先頭集団ではファイナルに向けて本格的な動きが出始め、人数は減っていく。優勝争いは、約10名に絞られたといったところだ。スキル・シマノの3名は含まれている。
そして、ラスト1周のゴール地点に現れたのは、さらに絞られた6名の先頭集団。スキル・シマノの3名と愛三工業から西谷、盛の2名、そしてブリヂストン・アンカーから1名というメンバーである。特に愛三工業の2名は、力のある選手で侮れない。
その西谷が最後の勝負を掛けてアタックを繰り返す。これに野寺が反応し、西谷を追う。しかし盛も追走してきて、野寺が西谷を捕らえた時点で、先頭は3名となり、スキル・シマノとしては不利な展開となる。上り区間に入り、野寺が愛三工業のメンバーを振り切ろうとアタックを掛けるが、西谷らを振り落とすことができない。
結局、最後は3人のゴールスプリントとなり、2名の愛三工業に太刀打ちができず、西谷が優勝、野寺は2位となった。
今回は2位ともう一歩であった野寺だが、今シーズン最初からスランプに陥っていた彼だけに、この結果は彼の復活の一歩を意味するものであるに違いない。 今週末にある「全日本選手権」では、さらなる活躍が期待できそうだ。(文中敬称略)
「結果」 1 西谷 泰治 愛三工業レーシングチーム 2:43:44 2 野寺 秀徳 スキル・シマノ 00:00 3 盛 一大 愛三工業レーシングチーム +00:03 4 三瀧 光誠 ブリヂストン・アンカー +00:47 5 狩野 智也 スキル・シマノ +00:47 6 中村 誠 チームミヤタ +00:48 9 土井 雪広 スキル・シマノ +02:35 12 山本 雅道 スキル・シマノ +02:37 13 大内 薫 スキル・シマノ +02:37 18 品川 真寛 スキル・シマノ +02:39 19 阿部 良之 スキル・シマノ +02:40 (完走者40名)
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