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Jツアー第8戦となる「サイクルロードレースin小川」が長野県小川村で開催された。コースは1周16km程の周回コースを4周半し、山頂がゴールとなる。コースの半分は厳しい登り、半分は下りという極端なコース。登坂力と共に下りでのスピードも勝敗には大きく関わる難しいコースである。 比較的標高のある山間部でのレースであるため、気温も下がるかと思われたが実際には非常に気温が高い中のスタートとなった。
レースはスタート直後の登りから狩野を中心にペースアップが開始され、ハイペースに進んだ。1周目の山頂で先頭集団は早くも20名弱に。野寺も一時遅れるが下りで追いつき、集団には狩野、阿部、野寺が残る。下りで西谷(愛三工業)と共に阿部が飛び出したが、登りに入り再び吸収される。
2周目の登りで、集団からは更に数名の選手が遅れ始めた。登坂力があっても体力が無い選手は周回を重ねるたびにペースを落としてしまう。 狩野、別府(愛三工業)小野寺(マルコポーロ)等が積極的に逃げるが、登り区間での体温の上昇も邪魔してか、ペースが上がりきらず吸収されてしまう。積極的に動きすぎた選手が脱落していく中、狩野だけはアタックを繰り返しつづける。
レースはそのままアタックと吸収を繰り返し、ラスト2周で先頭は10名弱に絞られた。昨年のディフェンディングチャンピオンである阿部も本調子とはいかず、レース後半リタイアを余儀なくされた。
ラスト2周の下りで西谷(オーベスト)が先頭で下りはじめると、後ろで牽制した選手との距離が徐々に広がり始めた。アタックしたと言った感じではないが、西谷選手が見せていた体の切れは素晴らしく、コーナーの立ち上がりの度に後ろと差を広げている感じであった。集団後方にいた野寺が慌てて前を行く西谷を追うと、下りきった所で集団との差が若干出来る。ここにミヤタの増田が入り3人に。
それに気づいた西谷がペースアップ。その後、本格的な登り口で後方から狩野が追いつき、それまで無理をしていた西谷と、増田は遅れ始めた。
ラスト1周で狩野、野寺の2人となり今日のレースは勝利したかと思われた。しかし10数秒遅れで山頂を通過していた西谷が下りで追いつき、勝負は最後の登りに持ち越された。狩野の繰り返しの攻撃にも西谷を置いていく事が出来ない。野寺も脱水のためか足が痙攣しはじめて遅れてしまった。
ラスト3km、西谷のペースアップにそれまで圧倒的な力を見せていた狩野も無理が出てしまったか、遅れだしてしまう。西谷のペースはそのまま落ちる事無く、狩野をパスした野寺が必死に追走するが、西谷の独走を捉えることは出来なかった。
勝ちを逃してしまったが、優勝した西谷選手の走りは素晴らしかった。しかし我々もプロとして走っている以上、次は負けられない。 【結果】 1位:西谷 雅史(チーム オーベスト) 2位:野寺 秀徳(スキル・シマノ) 3位:狩野 智也(スキル・シマノ) 4位:鎌田 圭介(パールイズミスミタラバネロ) 5位:中村 誠(チームミヤタ) 6位:鈴木 謙一(愛三工業レーシングチーム)
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| 最終周回で、先頭は狩野(前)と野寺の2人に。このまま勝負が決まると思われたが・・・ |
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