| 第1ステージ(2月2日) |
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Dataran Lang – Underwater World , Langkawi 81.7 km
レースは、ランカウイ島を廻る81.7kmで争われた。コース的には、多少アップダウンがあるものの平坦基調で、距離も短いことから大集団のゴールスプリントが予想された。
クアの町を9時半にスタート。どのチームも主導権を握ろうとスタートからアタックが掛かる。集団のスピードは50km/hを下回ることなく進んで行く。 そんな中、15km過ぎに、Nippo梅丹の福島康司選手とPolygon(インドネシア)のJayaの逃げが決まる。それにより集団のスピードも一気に落ち、2人との差が30km地点では3分差にまでひらく。
しかし集団も放ってはおかず、50km地点過ぎからプロツアーチームのクレディ・アグリコールが集団の先頭に立ち2人との差を詰め始める。そうすると3回目のスプリントポイントを終わった65km地点でとうとう集団は彼らを飲み込み、一体化する。
スキル・シマノはこの頃から作戦通り、チームが固まって集団の前方をキープするためポジションをアップ。最後は、スプリンターである品川にゴールを狙わせなければならない。
ラスト10kmを切るとここからは海沿いの風が強い区間である。スプリンターを擁する主要チームが位置取り争いを始め、集団のスピードは60km/h以上になり、集団は伸び、遅れる選手も多く見られる。
結局、最後は予想通りの集団スプリントとなり、Serramentiのイタリア人Loddoが先着し、優勝。個人総合時間賞に与えられるリーダーの証である黄色のジャージも獲得。また積極的に動いた福島選手は、山岳賞とアジアリーダを獲得した。
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| 第2ステージ(2月3日) |
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Kangar – Kulim 166 km
昨日のレース終了後、ランカウイ島からマレーシアの本島にフェリーで移動。今日は、その本島北部のKangarからKulimという町に南下するルートで、コースとしては、ほぼ平坦で単調なものであった。
チームとしては、阿部か廣瀬がチャンスがあれば序盤のエスケープに乗る作戦で臨んだ。最初のエスケープに阿部が入り、作戦通りであったが、人数が多かった為に、集団は追いが入り、吸収されてしまう。そしてその直後、今日も福島兄弟の1人であるNippo梅丹の福島晋一選手とUnibetのKolesnikovの逃げが決まった。
その動きにより集団のペースも落ち着き、彼らと集団のタイム差も最大4分にまでひらく。しかし100km過ぎから、リーダーを擁するSerramentiチームが集団を引き始め、差を詰め始める。そして、とうとうラスト10kmで、集団は彼らを飲み込み、大集団のゴールスプリントに。
優勝は、PanariaのRicheze。我がチームからは、品川が10位と健闘した。
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| 第3ステージ(2月4日) |
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Kuala Kangsar – Cameron Highlands 133 km
今日のステージは、前半戦の山場となるコース。距離は133kmと短いが、ゴールが標高約1500mのキャメロン・ハイランドという頂上ゴールの設定で、約60kmが上り坂というハードなものだ。チームとしては、山岳を得意とする土井と狩野に期待が掛かった。
スタートからアタックが激しく行われ、5名の先頭集団が出来上がる。メンバーは、クレジットアグリコール(Fra)のCharteau、スリップストリーム(USA)のCreed、Nippo梅丹からは、今日も福島康司と新城、韓国代表の選手であった。彼らが飛び出したことで、集団は沈静化。5人とのタイム差は、上りが始まる60km地点では10分差となる。
後方集団では、ピンチを感じたチームが集団を引き始め、徐々に差を詰めていく。それにより集団から遅れる選手が目立ち始める。また昨晩の夕食の影響か、腹痛を訴え、用を足す選手が多く見られた。スキル・シマノの野寺、廣瀬もどうやら調子が悪く、集団から遅れてしまった。
本格的な上りが始まると、メイン集団は50名ほどに減り、残っているのは土井、狩野、阿部だけになっていた。前の先頭グループは、Charteauが一人飛び出し、ほかの選手を置き去りにし、快調に逃げ続け105km地点の山岳賞ポイントでも7分のアドヴァンテージを持っていた。
しかしその後、南アフリカチームが牽引するメイン集団はスピードアップを図り、残る先頭の4人を吸収し、差を約5分に縮め最後の上りに突入。これにより、阿部、狩野の順でたまらず遅れてしまう。土井は一人で健闘し、最後の山岳賞も約20名に減った集団で通過。
結果、最後は追い込まれたもののCharteauは2位に約4分の差をつけて優勝。大健闘した土井は、4分36秒差の10位でゴール。アジア人最高位の証であるアジアリーダー賞も獲得した。
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| 第4ステージ(2月5日) |
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Gua Musang – Kota Bharu 178 km
今日のステージは、プロフィールマップ上ではほぼ平坦基調のステージに見えたが、スタート直後からアップダウンが続くコースであった。それを利用して最初から多くのアタックが繰り返され、集団はハイスピードで進む。起伏の激しかったにも関わらず、最初の1時間の平均時速が48km/hというものであった。
わがチームは、阿部や廣瀬を中心に果敢に攻めたが、なかなかエスケープが決まらない。 そんな中、一瞬の隙をついて、約8名の先頭集団が出来上がる。そこで、総合1位のCharteau(Fra)を擁するクレディアグリコールが集団の先頭に立ち、コントロールを始める。2位と4分というアドバンテージを持つため、チームとしても余裕を持ってのコントロールという感じである。
先頭グループとの差も最大2分にしかひらかず、縮まってはペースを落とし、わざと差をひろげさせて、ゴール直前で捕まえようという余裕の策力をしていたぐらいだ。なぜなら、早くに捕まえてしまうと、また新たなアタックが繰り返され、集団を安定させることが難しくなるからである。
そして最後はやはりセオリー通り、ゴール残り5kmを切ったところで前の選手をすべて吸収し、大集団のスプリント勝負となった。 ここで健闘したのは、わがチームの品川だ。彼は持ち前のスプリント力をフルに発揮し6位に食い込み、UCIポイントを獲得したのである。多くの一流の選手に混じっての6位は立派なもので、彼の将来性を感じさせるものであった。
尚、アジア人総合トップとしてアジアリーダージャージを着用してスタートした土井であったが、途中のスプリントポイントでGiantのイラン人Askariが3秒のボーナスタイムを稼いだために1秒差の2位になってしまった。しかし、あくまでも目標は個人総合であるから、こんなことで一喜一憂はしていられない。続くステージに集中するのみだ。 |
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