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このレース、実際は1チーム/6名編成で参加できるレースです。しかし、うちのチームは4名での参加。しかも辻は、先週のレースで落車し怪我の状態もよくないまま、殆ど練習もできてない状態での参加となり、実質うちのチームは3名で戦うことになりました。
チーム競技である自転車ロードレースは、チームメイトが1人でも減ると不利となります。 そんな状況の中スタートしました。
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| 第1ステージ 185km(ほぼフラット) |
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スタートからペースが上がりアタックが頻繁にあり、スキル・シマノは人数が少ないために全部にチェックに入るわけにもいかず、いけるときはいくみたいな感じでレースを走っていました。そして、レース中盤3人の先頭集団が形成される。その中にはスキル・シマノは誰も入ることが出来ず、そのままレース後半へ。
3人の先頭集団の中に日本ナショナルチーム・飯島選手が入っていて、残り40km地点で1人アタックして抜け出し、単独でゴールを目指していました。スキル・シマノとしては、先頭を吸収しゴール勝負にするしかないので、先頭集団を他のチームと一緒に追ったのですが、結局は追いつかず飯島選手の優勝となりました。
そして、後続集団の2位争いのゴール勝負は、ラスト3kmぐらいからチームメイトに前に連れて行ってもらった山本がトップでゴール、2位となりました。
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| 第2ステージ 178km (138km地点標高600mの山岳あり) |
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スタートから日本ナショナルチームが集団をコントロールしていました。 そんな中、3名が抜け出しましたが、重要なポイントとなる138km地点の山岳までに3名を捕まえればいいので、レースはゆっくりと進みました。 先頭を日本ナショナルチームが引いていたのですが、スキル・シマノも3名先頭交代に入り、順調に前との差をつめていきました。
朝から下痢で体調を崩していた廣瀬が100km地点でレースを降り、そして山岳に入ったところで辻がレースを降りました。廣瀬は朝から酷い下痢で殆ど力が入らない状態で走っていました。辻は怪我の状態も悪く無理を承知で走っていました。しかし、この2名と阿部が先頭交代に入ってくれたおかげで、山本は集団内で力を温存することができ、苦手な山岳を先頭集団で通過することができました。
ゴール勝負が見えてきたと思いながら下りを走っていたら、パンクをしてしまいました。しかし、すぐにはチームカーが来れる状況ではなく、しばらくパンクしたまま、路面状況がとても悪いコースをそのまま走らざるをえず、路面からの衝撃で体の芯までガクガクになってしまいました。ようやくチームカーが到着。車輪交換を済ませ、いざ先頭集団を追いかけようと思ったら、全く力が入らなくなっていました。
先頭集団とは車輪交換した時点で2分以上離れていて、うまくペースも上がらず追いつくのにかなりの力を使ってしまいました。そして、なんとかラスト10km地点ぐらいで先頭集団に復帰。ゴール勝負に備えました。
レース前半、日本ナショナルチームに協力したおかげで、ゴール勝負は山本に協力してくれるという話になり、ラスト600メートルぐらいから、飯島選手が先頭で山本を引っ張ってくれ、ラスト200mぐらいでスプリントを始めたのですが、ゴールまで思った以上に距離があり、最後の最後に後ろから1名に抜かれ、2位でゴールしました。
チームメイトがあんなに頑張ってくれたのですが、1位を取れずとても残念な結果でした。
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| 第3ステージ 64km(1.6km×40周) (ほぼフラット) |
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レースはリーダージャージを着ている、日本ナショナルチームがコントロールしながら進みました。細かいアタックが何度も何度もありましたが、落ち着いて日本ナショナルチームがまとめていました。
そんな中ラスト5周に近づいた時に、日本ナショナルチームの飯島選手に「アタックするからついてこい!」と声をかけられ、言われるままについていきました。
他の選手が油断していたのか見事に抜けだすことができ、その後2名の選手が追いついてきましたが、後ろを確認すると自分達とメイン集団との間はかなりの距離がありました。
しかし自分は昨日のパンクによって、足に予想以上のダメージがあり、全く粘ることもできずそこから離れてしまいました。そして、後ろの集団でゴール。 8位でした。最後の最後でいける足が残っていませんでした。 |
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| 第4ステージ 133km |
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今日のレースはゴールが山の上で、その標高が2232mという、とんでもなくきつい山岳コースが設定されていました。ラスト3kmは平均20%の勾配だといわれていました。
他のチームはギアを27Tというビックギアでスタートしていきました。スキル・シマノは25Tで臨むこととなりました。
レースはやはり最後の40km上りということもあってか、あまり大きな動きもなく進みました。途中2名が集団を抜け出しましたが、集団は特にあわてることもなくゆっくりと進みました。
そして70km地点を過ぎたぐらいから集団でアタックがかかり始め、ペースが急に上がりました。そこで、山本もアタックして集団から抜け出すことに成功したのですが、単独となってしまいどうしようかと考えていたら、後ろから日本ナショナルチームの飯島選手が追いついてきて、2名となりました。
最後の山岳は山本にとってとても苦手で結果が出ることはないと考えていたので、それなら山岳に入る前に少しでも集団と差を広げておいて山岳に入れればと思っていました。そして、前を逃げていた2名にも追いつき、4名で逃げられると思いきや、すぐに1名がいなくなり、さらにもう1名もいなくなり、飯島選手と2名になりました。
あまりペースは上がっていませんでしたが、後ろのメイン集団もペースは上がっていなく、上り口では最大で2分50秒差がつきました。しかし上りに入って10kmもいかないぐらいで飯島選手から離れてしまい、それから5kmも進まないうちに後ろから集団が来て私を抜いていきました。あとは無事に上りきることだけを考えながら走りました。
しかし、事前の噂どおり、今回の山岳とんでもないコースでした。ラスト5kmは、39×25Tが入っていてもまっすぐ走れないような坂で、後ろで「パチン」と音がしたかと思ったら、もう漕げなくなってペダルから靴をはずし自転車から降りて押している選手がいました。
さらにラスト3kmからは、クルマも上れなくなって横に止まってしまっている状態で、その場所でも1名自転車を押している選手を見ました。あまりに勾配がきつくて、左右にジグザク走行していたので、ゴールしたときは距離が1km分増えていました。
そんな中、阿部は9位!!山本は上りに入ってから46名に抜かれ47位。トップから35分遅れでゴールしました。
ちなみに、本日のレースはゴールした人数が51人でした。危なかった。もちろん、明日を考えながら無理せず計算して走ったのですが、それにしても地獄のレースでした。今日3位に入った日本ナショナルチームの田代選手は39×27Tをつけていてもラスト3kmはまっすぐ走れなかったと言っていました。
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| 第5ステージ 52.8km(1.1km×48 laps) |
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今大会最後のステージです。昨日の山岳コースでのダメージが各選手どれほど影響あるかが鍵のレースです。
スタートからアタックがかかり、昨日リーダージャージを取ったペトロケミチームが先頭をコントロール。前半から9人の逃げ集団が決まり20秒前後でレースは進みました。
スキル・シマノとしては、何とか1勝したいので集団ゴールになると賭けて山本は集団で力を温存。阿部はそれを助けるということになっていました。なんせ、普通は6人チームメイトがいるはずが、スキル・シマノは2名。これでは何もできません。
レースの方はラスト10周ぐらいで逃げ集団が捕まり、ラスト3周ぐらいで飯島選手が単独アタック。そしてそのままゴールとなりました。残念ながら集団ゴールを狙っていたスキル・シマノとしては、何もできずにレースを終えました。 |
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今回のレースは、4名というチームの参加人数で実質3名しかまともに走れなく、しかも、もう1名は体調不良になりレース後半からは2名というチーム状態で戦ったのですが、そんな中2位に2回入ることができ、UCIポイントも獲得できました。確かに優勝しなければ何もなりませんが、この状況でUCIポイントが取れたことはとても良かったと思います。日本に帰国後レースは続きますが、何とか暑さを乗り切り、優勝を目指して頑張りたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
レポート/スキル・シマノ 山本雅道
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