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世界選手権ロードレース エリート
2006/09/24
場所:オーストリア、ザルツブルグ 
距離:22km×12周=266km
日本代表参加メンバー:野寺秀徳(スキル・シマノ)・別府史之(ディスカバリーチャンネル)、福島晋一(チームバン)
参加選手数:約200名
野寺選手健闘するが、惜しくも完走逃がす!

今回の世界選手権ロードレースエリートは、日本から代表選手3名が出場。我がチームからは、日本選手権で2位に入った野寺選手が選出され、出場した。

場所はオーストリアのザルツブルグの町にある、「サウンドオブミュージック」で有名なミラベル広場前をスタート/ゴールに設定された、1周22kmの周回コースを走るもの。丘陵地帯だけあり、コースはアップダウンの変化に富んでいて、見るものを飽きさせない。世界選手権にふさわしい難度の高いコースであるといえるだろう。

レースは距離が長く、序盤から12名の先頭集団が出来上がったこともあり、メイン集団はゆっくりとしたペースで進む。そのため、先頭とメインの差は15分近くまで開き始める。

8周目あたりで、これを嫌い本格的にメイン集団のスピードが上がり追走が始まる。それでも野寺は他の日本人選手らと集団の前方を走り、勝負所に備える。外から見ていても野寺の好調さが分かるくらいだ。

しかし、ファイナルを賭け、主要チームが激しくアタックを掛け始める。すると9周目に福島選手、10周目に野寺選手が遅れてしまう。集団に残るは別府選手のみとなる。野寺は一人で完走を目指して走るが、最終周回を通過後、残り20kmの補給地点でリタイアとなった。
別府選手も11周目で遅れてしまったが、124位で完走を果たした。
レポート/スキル・シマノ コーチ 今西 尚志
【野寺選手のコメント】
今回の世界選手権、日本代表としてのプレッシャーはあったが、万全の状態で望むべくトレーニングの段階から意識を集中して調整してきた。最低目標としてゴールラインまで辿り着く事。その中でチャンスを見つけ、結果を残す事を最大の目標としてレースに臨んだ。

レースはスタートから10人強の逃げがきまり、集団の中で自分のポジションを保ち、勝負が始まる後半に向け力をセーブして走った。レースが始まり自分が好調である事を確信し、集中力を保ちながら走ったが、200km地点を過ぎ、集団のペースが上がり一気に体力を奪われてしまった。それでも集団の中で食い下がったが、ペースを上げ続ける集団に残り2周半の登り区間で取り残されてしまい、残り1周でレースを終えた。

目標を達成する事は出来なかったが、万全の体調でレースに臨み、自分の持てる力を出し切ることが出来たので後悔は無い。これが今の自分の実力と言う事を受け止め、今回の経験を次のチャンスに活かしたいと思う。

今回のナショナルチームの遠征で、エリートで共に走った選手だけでなく、アンダー23の若い選手等にも多大な影響を受けた。年齢から考えても自分に残されたチャンスは多くない。その事を頭に置き、日々進歩を遂げたいと思う。来年、必ずまた同じ舞台に戻り結果を求めて走ろうと思う。  (野寺 秀徳)
日本代表選手達。左から野寺、福島、別府選手
【結果】
順位 選手 タイム
1位 Paolo Bettini Italy 6.15.36 (42.476 km/h)
2位 Erik Zabel Germany  
3位 Alejandro Valverde Belmonte Spain  
4位 Samuel Sanchez Gonzalez Spain +0.02
5位 Robbie McEwen Australia  
6位 Stuart O'Grady Australia  
124位 別府史之 日本 +8.45
DNF 野寺秀徳 日本  
DNF 福島晋一 日本  
完走者 126名
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