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41e G.P. Pino Cerami (1-1)
2006/04/06
ベルギー    177km
シマノ参加メンバー:狩野、土井、品川、野寺、クリストフ、セバスチャン
参加選手数:167名
参加チーム:クイックステップ(ベルギー)、ダヴィタモンロット(ベルギー)、チーム・ミルラム(イタリア)、リバティセグロス(スペイン)、エウスカルテル(スペイン)の5プロツアーチーム。
スキル・シマノチーム(オランダ)、ラウンバウトクレジット(ベルギー)、ユニベット(ベルギー)、ショコレートジャック(ベルギー)、バルロワード(イギリス)、アグリチュベル(フランス)の6プロコンチネンタルチーム。
9のコンチネンタルチーム。
ベルギーの南部のSt Ghilainという町をスタートし、まず大きく周回(約90km)をとり、スタート地点の町で小周回(約16km)を5周する合計177kmで争われた。ポイントは、アップダウンの激しい小周回に入ってからということで、毎年その場所で勝負は決まるようだ。

スキル・シマノからは、6名出走(他は最大10名)ということもあり、前半の大周回では力を温存し、小周回に入ってから勝負に出る展開を理想とした。

この日は昨年とは違い天気も良く、気温も15度近くあった。また風も強くなく、走りやすい状況であった。
前半からエスケープグループが出来たものの予想通り、小周回に入ると全員が吸収され、集団は一つになった。

小周回2周目、野寺を含む10数名の先頭集団が出来上がり、集団に30秒の差をつける。ベルギーのレースというと石畳、横風のみ、というイメージが強いが、このコースは適度なアップダウンがあり、日本人には比較的得意なコースといえる。その為、野寺に期待が掛かったものの、他のチームの思惑もあり、約1周を逃げたところで集団に吸収される。

集団と言ってもこの時点で、約半分の選手が集団から脱落している。コース途中に200m程度と短いながら、約20%の勾配がある石畳の激坂があり、選手をどんどんふるいにかけていった。前日のプロツアー「Gent-Wevelgem」に出場し、疲れが抜けきれない品川も遅れてしまう。

野寺が吸収されるとすぐにセバスチャンがアタックに出る。彼は3人で集団に差をつけ逃げる。しばらくし、メイン集団から18人の追走集団が彼らを捕らえ、21人の先頭集団が出来上がる。
メインの約50名の集団には、狩野・土井・クリストフが残り、集団をコントロール。野寺は集団に戻った際に落車をしていたようで、その影響もあり、集団から遅れる。

先頭集団は、人数が多すぎることから意思統一ができず、思った以上にスピードが上がらない。

ラスト1周、それに痺れを切らしたセバスチャンは、単独で抜け出しに成功する。彼はネオプロで、プロのレース2レース目であるが、持ち前の強気で攻めに出た。先頭集団の約20名が追撃にでるも、その差は詰まらない。そのうち危機を感じた5名の追走集団ができ、彼を追うが逆に差は開いていくばかりである。

結局、セバスチャンは後方に約1分の差をひろげプロ初勝利、またチームとしても今期初勝利を飾った。
彼は、昨年の23歳以下のオランダチャンピオン。将来を期待され、チーム入りを果たしただけに、早くもその片鱗を見せ付けてくれた。

一方、メイン集団では狩野・土井・クリストフがしっかり完走を果たした。昨年もこの大会に出場したのだが、日本人選手は完走できなかったことを考えると、確実に実力をつけている事が分かる。セバスチャンの優勝をいい刺激にし、このクラスで入賞を目指して頑張りたいと思う。
<狩野選手のコメント>
前半は体が重くなかなか動けなかったが、後半の周回コースでは上りでそれなりに集団内で位置をキープして走る事ができ、エースのセバスチャンの為に仕事ができたと思っています。本当に勝ってくれて嬉しかったです。去年は集団にいるだけできつくて、リタイヤしましたが、今年は勝負所までエースの為に走れたので、この調子で良い結果を出したいと思います。
優勝したセバスチャン・ランゲヴェルデ選手
結果
順位 選手名 チーム タイム
1位 Sebastiaan Langeveld Ned Skil-Shimano 4.03.17 (43.72 km/h)
2位 JohanCoenen Bel Unibet.com +0.55
3位 Bart Dockx Bel Davitamon-Lotto  
58位 TamoyaKano Jpn Skil-Shimano +2.06
59位 Yukihiro Doi Jpn Skil-Shimano  
167名出走75名完走
スタート前の日本人選手達
石畳の激坂を行く品川(左)
エースの為に動いた狩野
前半の集団。真ん中に土井が見える
積極的な走りをみせる野寺(右)
完走を果たした狩野と土井
photo : Junko & Miwako Sasaki
レポート/スキル・シマノ コーチ 今西 尚志
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