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2006 Tour of Quinghai Lake (UCI 2-HC)
2006/07/18
場所:中国 Quinghai area
日程:7月15日~7月23日(全9ステージ)

参加チーム:
「Pro Tour」ブイグテレコム(フランス)、リクイガス(イタリア)
「Continental Pro」スキル・シマノ(オランダ)、リラックス(スペイン)、ナチュリーノ(イタリア)、インテル(ポーランド)
「コンチネンタル」マルコポーロ(中国)、ジャイアント(台湾)など
合計20名

シマノメンバー:ケニー、マーティン、レネ、リック、ファン、ジン、大内
第1ステージ Quinghai Lake ~Bird Islland(121km)
7月15日

「レネ・ヴァイシンガー(スキル・シマノ)が優勝!」

序盤の30km過ぎにできた約30名の先頭集団に、スキル・シマノからケニー、マーティン、リック、ジンの4名が入る。ラスト10kmを切ったところから、レネとアスカリ(ジャイアント)が抜け出しに成功。ゴールは2人の争いとなり、我がスキル・シマノのレネ・ヴァイシンガーが余裕でアスカリを退け、優勝を果たした。団体でもスキル・シマノが首位に立った。
第1ステージ結果
順位 選手 チーム タイム
1位 Weissinger Rene Ger Skil-Shimano 2.24.20
2位 Askari Hossein Iri Giant +3
3位 Marinangeri Sergio Ita Naturino +13
5位 Van Hummel Kenny Ned Skil-Shimano +20
20位 Tjallingii Maarten Ned Skil-Shimano  
24位 Long Jin Chn Skil-Shimano +1:00
49位 Reinerink Rik Ned Skil-Shimano +7:19
51位 Xu Fang Chn Skil-Shimano +8:20
102位 大内薫 Jpn Skil-Shimano +12:18
優勝したレネのゴール
表彰式の様子
第2ステージ Bird Islland~Xihai(152km)
7月16日

「レネ・ヴァイシンガーが、昨日に引き続き優勝!」

本日の第2ステージでも昨日に引き続きレネ・ヴァイシンガーが、大集団のゴールスプリントを征し、さらに2位との差を広げ、リーダージャージを守った。
第2ステージ結果
順位 選手 チーム タイム
1位 Weissinger Rene Ger Skil-Shimano 3:42.18
2位 Stevenson Cody Aus Couriers  
3位 Dary Impey Rsa South Africa  
13位 Van Hummel Kenny Ned Skil-Shimano  
30位 Tjallingii Maarten Ned Skil-Shimano  
36位 Xu Fang Chn Skil-Shimano  
52位 Reinerink Rik Ned Skil-Shimano  
73位 Long Jin Chn Skil-Shimano  
126位 大内薫 Jpn Skil-Shimano +8.21
第3ステージ 西海-チンハイレイクホテル(147km)
7月17日

このステージは、標高3000mのXhiaiの町をスタートし、一度2500mまで下りてから、再び3000mのチンハイレイクホテルにゴールするというもの。
その中でも、30kmをかけて500m上る日月山が、レースのキーポイントとなった。

我がチームは、現在首位のレネを守るべく、日月山のふもとまで集団をコントロール。
しかし、上りの中盤でMizubani(ジャイアント)のアタックを皮切りに、スペインのチーム・リラックスなどが集団のペースアップをはかる。

それにより集団は分裂。ここでレネは第2集団に取り残されるも、チームメイトであるマーティンとケニーの援護を受け、山頂を越えてからまもなくして、第1集団を吸収することに成功。
しかし、ラスト25kmで再びその50名の集団は2つに分裂。そこで、またもやレネが第2集団に取り残される。

唯一第1集団に残ったマーティンに期待がかかるも、5位でゴール。
総合では、レネは7位に落ちるも、マーティンが3位に浮上した。1位には、昨日まで2位のアスカリ(ジャイアント)が立った。
第3ステージ結果
順位 選手 チーム タイム
1位 Kostyuk Denys Ukr Intel Action 3:11.40
2位 Vorganov Eduard Rus Omni Bike  
3位 Burgos Rojo Nacor Spn Relax  
5位 Tjallingii Maarten Ned Skil-Shimano  
34位 Weissinger Rene Ger Skil-Shimano +47
37位 Van Hummel Kenny Ned Skil-Shimano  
67位 Long Jin Chn Skil-Shimano +18.42
81位 Xu Fang Chn Skil-Shimano +18.49
107位 Reinerink Rik Ned Skil-Shimano  
118位 大内薫 Jpn Skil-Shimano  
第4ステージ Quinghai Lake ~Guide(164km)
7月18日

「今度は代わって、マーティン・チャリンギが逆転で総合首位に!」

今日のステージは、標高3000mのチンハイレイクをスタートし、途中、いったん2500mまで下がり、その後3800mの峠を越え、2500mの貴得(グイデ)にゴールする過酷なコース。

朝からの雨もあり、集団は最初から大きな動きも見せず、難所となる峠に向かう。峠に入ると、現在首位のアスカリ(ジャイアント)がアタックを開始。これにより5人の先頭集団が出来上がる。

これにはスキル・シマノは誰も送り込むことができなかったが、レネとマーティンが約15人の第2集団で頂上を越える。差は45秒差と少なかった為、約30kmの長い下りで、前の5人を吸収。

そこですかさず、首位と14秒差で3位につけるマーティンが単独でアタックし、みるみる差をひろげる。それを追って、Lloyd(ジャイアント)とDyachenko(カペック)が追走し、先頭集団は3人になる。ラスト15kmでリーダーの居る集団とは約50秒差に広がる。

このまま行けば、マーティンが首位に立つ。
しかし、ここでDyachenkoが痛恨のパンク。これにより先頭は2名になり、少しスピードダウンするも、約45秒差で二人はゴールまで進む。

ゴール勝負は、ずっと牽引してきたマーティンがかわされ2位になるも、個人総合では逆転し、首位に立った。第1、2ステージを優勝したレネも個人総合で順位を上げ5位となった
第4ステージ結果
順位 選手 チーム タイム
1位 Lloyd Daniel Gbr Giant 3:58.12
2位 Tjallingii Maarten Ned Skil-Shimano  
3位 Medyannikov Andrey Kaz Capec +45
9位 Weissinger Rene Ger Skil-Shimano +49
21位 Van Hummel Kenny Ned Skil-Shimano +6.07
23位 Reinerink Rik Ned Skil-Shimano  
26位 Xu Fang Chn Skil-Shimano  
81位 Long Jin Chn Skil-Shimano +16.20
100位 大内薫 Jpn Skil-Shimano  
個人総合時間
順位 選手 チーム タイム
1位 Tjallingii Maarten Ned Skil-Shimano  
2位 Askari Hossein Iri Giant +41
3位 Lloyde Daniel Gbr Giant +43
5位 Weissinger Rene Ger Skil-Shimano +1.05
16位 Van Hummel Kenny Ned Skil-Shimano +7.05
霧が出て、悪天候の中進む集団
表彰台に上がるマーティン・チャリンギ
標高3800mまで上がる過酷な上りを行くリック
首位に立ち、リーダージャージを受け取るマーティン
第5ステージ Guide~Xining(114km)
7月19日

「チーム一丸となって、リーダーを死守!」

今日のステージは、昨日に上った標高3800mの山を逆から上り、西寧の町に下ってゴールする。勾配こそきつくないが、約40km上りが続く難コース。

チームとしては、ヒルクライマーが揃うジャイアントチームやリラックスチームに、いかに差を大きく空けられず、頂上を越えるかがキーポイントとなる。
リーダーであるマーティンは下りが得意な為、2分以内なら追いつく、と考えていた。

そのため、スタートからチーム7名は集団の先頭に立ち、ペースを上げ、嫌なアタックが掛からないようにレースを引っ張った。唯一の日本人選手の大内も皆から絶賛を受けるほど、強力に先頭に立ち、チームに貢献した。

40km過ぎに案の定、ジャイアントのイラン人で現在個人総合2位のアスカリや、スペインのクライマーであるリラックスチームが攻撃を仕掛けてきた。しかし、リーダーであるマーティンは慌てることなく、チームメイトのレネと共に一定ペースで彼らと差がひらかないようにペースを作った。

そして彼らの先頭グループに対して、マーティンらのグループは約1分30秒差で頂上を通過。ここからマーティンとレネが全開で下りを飛ばし、下りを終える頃には見事に吸収することができた。この時点で先頭集団は25名。

最後は総合時間に関係ない選手が飛び出したものの、ライバルとのタイム差を縮められることなくリーダーを守った。
集団をコントロールするスキル・シマノ。先頭は大内選手
長い上りで前を追う、右からレネとマーティン
第6ステージ Xining~Xining(208km+10km)
7月20日

今日はこのレース最長の208km。最初のパレード区間を含めると218kmという長丁場であった。コースは、単純に西寧から民和という町までを往復する。行きは高速道路を通る緩やかな下り基調で、平均速度は軽く50km/hを超えた。

我がチームとしては、総合に関係ない選手を逃がすことでレースをコントロールし、またそこにスプリンターであるケニーを含めることでステージ優勝を狙う、という想定を立てた。

しかし、思った以上のイージーなコースで、早い時は軽く70km/hを超えるほどで、集団をコントロールするのがとても難しい展開となった。総合に関係のない選手のエスケープを作ったもののケニーを送り込むことができず、終盤まで集団をコントロールせざるを得なかった。

結局、最初から集団を飛び出した4人が逃げ切る形となったが、マーティンはメイン集団でゴールし、本日もリーダーを守りきった。チームとしては大変まとまりが良く、明日からの山岳コースでも、その団結力を見せてくれそうだ。
第6ステージ結果
順位 選手 チーム タイム
1位 Bondrev Bogdan Ukr Intel 4:30.56
2位 Smith Bryan Usa Tiaa +12
3位 Downing Dean Gbr DFL-Cyclingnews +14
9位 Weissinger Rene Ger Skil-Shimano +1.49
45位 Tjallingii Maarten Ned Skil-Shimano  
49位 Xu Fang Chn Skil-Shimano  
59位 Reinerink Rik Ned Skil-Shimano  
62位 Van Hummel Kenny Ned Skil-Shimano  
102位 Long Jin Chn Skil-Shimano +2.22
109位 大内薫 Jpn Skil-Shimano +3.37