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Tour of Japan (UCI2-2)
2006/05/14
場所:大阪、奈良、南信州、富士山、修善寺、東京
日時:5月14日~21日

シマノ参加メンバー:狩野・野寺・品川・土井・大内・廣瀬
出走選手数:96名
参加チーム:スキル・シマノ、ユニバーサルカフェ(イタリア)、コニカミノルタ(南アフリカ)、カペック(カザフスタン)、フィデア(ベルギー)、サウスオーストラリア(オーストラリア)、香港ナショナルチーム、ジャイアントアジア(台湾)の海外チーム。
チームバン、ブリヂストンアンカー、アイサン、ミヤタスバル、スミタラバネロ、なるしまフレンド、マトリックス、ユーキャンの国内チーム。
第1ステージ大阪 
5月14日
堺市泉北周回コース
走行距離:140.8km
6位に入った品川(右)のゴール
ステージ結果
順位 選手 チーム タイム
1位 WANG Kam Po HKN 香港ナショナルチーム 3:06:18
2位 新城幸也 JPN チームバン  
3位 HUTCHINSON Ashley AUS サウスオーストラリア-AIS  
6位 品川真寛 JPN スキル・シマノ  
11位 大内薫 JPN スキル・シマノ  
46位 野寺秀徳 JPN スキル・シマノ  
50位 狩野智也 JPN スキル・シマノ  
59位 土井雪広 JPN スキル・シマノ  
73位 廣瀬佳正 JPN スキル・シマノ  
個人総合時間
順位 選手 チーム 総合タイム
1位 WANG Kam Po HKN 香港ナショナルチーム 3:06:18
2位 新城幸也 JPN チームバン  
3位 HUTCHINSON Ashley AUS サウスオーストラリア-AIS  
6位 品川真寛 JPN スキル・シマノ  
11位 大内薫 JPN スキル・シマノ  
46位 野寺秀徳 JPN スキル・シマノ  
50位 狩野智也 JPN スキル・シマノ  
59位 土井雪広 JPN スキル・シマノ  
73位 廣瀬佳正 JPN スキル・シマノ  
第2ステージ奈良 
5月15日
東大寺大仏殿中門前~山添村布目ダム周回コース
走行距離:146.20km
「土井選手3位入賞!」

レースは前半からチームの作戦通りの展開で進み、見事、シマノの土井雪広選手(22)が3位に入賞。
チーム最年少の土井選手は、活動の拠点であるヨーロッパで数々のレースをこなし、今月帰国したばかり。
その成果も含め、今後の活躍に期待したい。
後半の先頭集団。前方が野寺、後ろが土井
中盤から飛び出した3位の土井と優勝したデュマ
ステージ結果
順位 選手 チーム タイム
1位 DUMA Vladimir UKR ユニバーサルカフェ 3:52:16
2位 VELITS Martin SVK コニカミノルタ +0:07
3位 土井雪広 JPN スキル・シマノ +0:10
23位 狩野智也 JPN スキル・シマノ +0:52
36位 品川真寛 JPN スキル・シマノ +1:06
47位 大内薫 JPN スキル・シマノ +1:09
55位 野寺秀徳 JPN スキル・シマノ +1:31
56位 廣瀬佳正 JPN スキル・シマノ +1:32
個人総合時間
順位 選手 チーム 総合タイム
1位 DUMA Vladimir UKR ユニバーサルカフェ 6:58:34
2位 VELITS Martin SVK コニカミノルタ +0.07
3位 土井雪広 JPN スキル・シマノ +0:10
19位 狩野智也 JPN スキル・シマノ +0:52
38位 品川真寛 JPN スキル・シマノ +1:06
43位 大内薫 JPN スキル・シマノ +1:09
56位 野寺秀徳 JPN スキル・シマノ +1:31
57位 廣瀬佳正 JPN スキル・シマノ +1:32
第3ステージ南信州
5月17日
長野県飯田市(下久堅周回コース)
走行距離:155.3km (7.3km+12.2km×12周+1.6km)
「土井と狩野がトップグループでゴール」

飯田駅をスタートし、アップダウンの激しい下久堅を12周するコース。この周回には、約2kmの上りが含まれているため、激しいレース展開が予想された。
我がチームの土井は、現在個人総合で3位に位置し、山岳に強いことから、今日のステージでもさらなる活躍を期待された。

8:45分に集団は飯田駅前をパレードスタート。飯田駅前の商店街を抜け、正式スタートとなる下久堅周回コースに向かう。
周回コースに入り、正式にスタートが切られると、集団から飛び出そうとアタックが掛かる。集団の先頭では、現在トップのウラジミール・デュマを擁するユニバーサルカフェが前方を固めて、集団をコントロールしている。

2周目に入り新たな展開が起こる。山岳賞が設定されている頂上を過ぎたところで、6名の先頭集団が出来上がる。ここに我がチームからは廣瀬が入る。この6名は集団に最大約1分半の差をつけて、レース中盤まで逃げ続けた。

残り5周になり、廣瀬と宮沢(チームバン)がこの6名から抜け出すかたちとなる。残された4名は集団に吸収され、代わって、集団からゼネク(フィデア)が単独で飛び出す。しばらくすると、彼は前の2名に追いつき、先頭は3名となりさらに逃げ続ける。

しかし、残り3周になり、上りをきっかけに集団はペースアップ。これにより先頭3名は吸収され、集団はひとつとなりレースは振り出しに戻る。

残り2周の上りで集団は更なるペースアップにより、大分裂を起こす。これにより先頭グループは約13名の小集団となる。この中に我がチームからは、エース2人の土井と狩野が残り、我々としては想定どおりの展開となる。土井としては、ここに含まれる現在トップのデュマと2位のマーティン(コニカミノルタ)を少しでも引き離してゴールしたいところ。

ラスト周回の上りに入り、狩野と土井がペースアップを図って引き離しに掛かろうとするが、なかなかマークを振り切ることはできない。
結局、この13名は崩れる事無くゴール勝負となり、優勝は終始レースを引っ張ったユニバーサルカフェのディヌッチであった。健闘した土井と狩野は、トップと同タイムのそれぞれ13位と11位でゴールした。

明日は移動日。明後日には、このステージレースの一番の勝負所となる富士山のタイムトライアルである。このままの調子で土井にはトップを狙ってもらいたい。
ステージ結果
順位 選手 チーム タイム
1位 DI NUCCI Daniele ITA ユニバーサルカフェ 4:11:17.00
2位 WANG Kam Po HKN 香港ナショナルチーム  
3位 鈴木真理 JPN ミヤタ・スバル  
11位 狩野智也 JPN スキル・シマノ  
13位 土井雪広 JPN スキル・シマノ  
33位 品川真寛 JPN スキル・シマノ +6:53
45位 野寺秀徳 JPN スキル・シマノ  
55位 大内薫 JPN スキル・シマノ  
61位 廣瀬佳正 JPN スキル・シマノ  
個人総合時間
順位 選手 チーム 総合タイム
1位 Duma Vladimir UKR ユニバーサルカフェ 11h09m51
2位 Velits Martin SVK コニカミノルタ +00m07
3位 土井雪広 JPN スキル・シマノ +00m10
10位 狩野智也 JPN スキル・シマノ +00m52
38位 品川真寛 JPN スキル・シマノ +07m59
42位 大内薫 JPN スキル・シマノ +08m02
49位 野寺秀徳 JPN スキル・シマノ +08m24
50位 廣瀬佳正 JPN スキル・シマノ +08m25
第4ステージ 富士山個人タイムトライアル
5月19日
静岡県小山町(ふじあざみライン)
走行距離 11.4km

狩野・土井が逆転を狙う

このステージは、選手一人ずつスタートし、タイムを競うタイムトライアルという種目。富士山の5合目まで上がる「ふじあざみライン」のルートを使う。距離11.4kmで1200mの標高差がある平均勾配が10.5%という強烈にきつい設定である。その為、実力がタイム差として如実に現れてくるので、このレース最大の勝負所となった。

我がチームは、トップと10秒差の個人総合3位につける土井と、昨年も好タイムを叩き出した狩野に期待が掛かった。

2人は、一発逆転を狙って最初から優勝を意識したペースで攻めた。昨年のチェックポイントであったラスト4km地点では、土井は昨年の優勝者と同じタイムで通過。狩野にいたっても昨年のタイムより1分早く通過し、逆転優勝の可能性が見えた。

しかし、激しい雨と風の影響で、そこからがあまりペースが上がらず、狩野がトップから遅れること2分37秒の5位、土井が3分37秒遅れの7位でゴールした。

優勝はコニカミノルタのオーガスティン。個人総合の首位は、区間で2位に入ったデュマ(ユニバーサルカフェ)が辛うじて守った。
雨の中スタート位置につく狩野
逆転を狙いスタートした土井
(ステージ結果)
1 Augustyn John-lee(RSA) コニカミノルタ  40m56
2 Duma Vladimir (UKR) ユニバーサルカフェ +1m01
3 Mizurov Andrey (KAZ) Capec +1m58
5 狩野智也 (JPN) スキル・シマノ +2m37
7 土井雪広 (JPN) スキル・シマノ +3m37
40 野寺秀徳 (JPN) スキル・シマノ +7m37
73 品川真寛 (JPN) スキル・シマノ +11m47
82 大内薫 (JPN) スキル・シマノ +12m40
89 廣瀬佳正 (JPN) スキル・シマノ +14m10
(個人総合時間)
1 Duma Vladimir (UKR) ユニバーサルカフェ 11h51m48
2 Velits Martin (SVK) コニカミノルタ  +00m16
3 Mizurov Andrey (KAZ) Capec +01m50
5 狩野智也 (JPN) スキル・シマノ +02m28
6 土井雪広 (JPN) スキル・シマノ +02m46
38 野寺秀徳 (JPN) スキル・シマノ +15m01
46 品川真寛 (JPN) スキル・シマノ +18m46
51 大内薫 (JPN) スキル・シマノ +19m41
55 廣瀬佳正 (JPN) スキル・シマノ +21m35
第5ステージ伊豆
5月20日
静岡県伊豆市 (日本サイクルスポーツセンター~伊豆スカイライン)
走行距離 8km×5周+70.48km = 110.48km

狩野が果敢に攻め、個人総合 3位に浮上

日本サイクルスポーツセンターの8kmコースを5周した後、伊豆スカイラインの亀石峠、滝知山~中伊豆、そして亀石峠に再び戻ってゴール、というコース設定。距離は110kmと短いが起伏が非常に激しい。

スキルシマノの作戦としては、現在、総合首位のデュマを擁護するユニバーサルカフェの包囲網を崩し、狩野か土井のどちらかを先頭グループでゴールさせることであった。その為には、我々が熟知しているサイクルスポーツセンターのサーキット内から攻撃を掛けるようにした。

作戦通り、スタート直後から大内らが強烈にスピードアップを図る。あいにくの雨模様も手伝い、テクニカルなコース上で、集団は一列棒状になる。ユニバーサルカフェも突然の攻撃に対し、集団のコントロールができない。