| 個人は、野寺が、2度目の優勝! |
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| 団体の経済産業大臣旗は、3年連続9度目シマノレーシング獲得! |
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9月5日、兵庫県播磨にて実業団自転車競技連盟の大会でもっとも権威のある全日本実業団サイクルロードレースが開催された。コースは、数年前に実業団の大会でも使用した播磨中央公園内の特設コースを1部使用した、1周7.8kmを15周の117kmで争われた。レイアウトとしては、高低差は少ないものの、小さなアップダウンやコーナーが多く、集団は、ある程度分裂することが予想された。また、当日は台風の影響もあり非常に湿度が高く、ただでさえ息苦しい状態であり、その点でも非常に選手を苦しめた。 AM11:30、気温が30度以上の中、我々のBR-1はスタートした。コースが狭くテクニカルであるため、集団内での選手のポジション争いは激しく、スタートからハイペースで進んでいく。 早速、2周目に狩野・野寺を含む10人程度のエスケープグループが出来上がる。そこにさらに廣瀬が5人程と追いつき約15名程度のトップグループが出来上がる。このコースの特性上、コーナーが多いので、少し差が開くと、すぐに視界から消えてしまう。そのため、エスケープグループは出来やすい傾向にある。しかし、その約15名の先頭集団は、後続に最大30秒の差をつけるが、6周目には吸収される。やはりコースの一番奥にあたる登り区間がキーポイントとなり、差が開きにくくなっているのだろう しかし、このまま攻撃の手を緩めるわけには行かない。集団が一体化すると同時に、さらに狩野・今西らを中心に攻撃を仕掛ける。その甲斐あって、8周目には、集団は割れ、約25名の新たな先頭集団が出来上がる。その中にシマノは狩野・野寺・今西・土井の4名が含まれ、展開としては悪くない。またその中にはほとんどの有力チームのメンバーが入っていたため、後方のメイン集団の追う動きは無く、差はすぐに1分にまでひらく。
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| 登りセクションを行く先頭9人のグループ |
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ただ人数が約25名と、あまりにも多いので、かえって集団のまとまりが無くスピードが上がりにくいので、シマノとしてはもう少し人数を減らしたいところだ。 そこで、10周目の登り区間に入ると、土井がアタックし、集団が活性化する。これにより力の無い選手は振り落とされ、9名の先頭集団が出来上がる。メンバーは、シマノは、狩野・野寺・今西・土井、愛三工業の新保選手・秋田選手、キナンCCDの橋川選手・柿沼選手、そしてミヤタスバルの真鍋選手である。シマノとしては数的には、断然有利な展開である。 シマノとしては、ここからどのような展開を持ち込むかが問題である。先頭集団9名の他メンバーも力のある選手ばかりで侮れない。ここ最近のレースでは、シマノの圧勝が多いだけに、他のチームが自ら賭けに出て攻撃を仕掛けてくることは無いだろう。みな、我々の動きを慎重に見てくるにちがいない。我々もどこで攻撃を仕掛けるかを慎重に考えた。 ところが、ラスト3周のスタート/ゴール地点に入ったところで、橋川選手が単独アタック。すばやく、今西・新保選手が反応し3名となるがすぐに吸収される。そこで、前の周回で指示を出していた通り、登り区間で土井がアタック。ここから、さらに狩野もアタックを仕掛ける。いわゆる波状攻撃だ。しかし、コースの特性もあってか、なかなか9名のグループは崩れない。 こうなると、残る作戦としては、最終回で仕掛けるのが賢明だろう。またそれで、分断しなければ、先頭に残ったシマノの中で一番スプリント力に勝る野寺に、ゴール前で勝負させるしかないだろう。 集団は崩れぬまま、とうとう最終ラップに突入する。皆、他を警戒し、牽制状態のスローペースとなる。シマノとしては、このままゴール前まで行き、ラスト1kmで今西がまず一発目のスパート。もしそれが捕まれば、野寺が最後のスプリントに備える、というシナリオを描いた。
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