| プロローグ |
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3月23日 山岳個人タイムトライアル Mt Rubidoux 5km |
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約5kmで標高約120m上がる山岳のタイムトライアル。だが実際は、最初の3kmは、公園に設定されたアップダウンのコースで、ラスト2kmからが本格的な上りとなる。その上りは、公園にある展望台までの遊歩道を走るというイメージ。そのため、道幅は狭く、路面には砂が浮き、テクニックを要する。だが最初の比較的勾配の緩いアップダウン区間を考えて、ほとんどの選手がアタッチメントバーを装着してのスタートとなった。
この日も、少し前に行なわれた別のレースから勝ち続けているHORNER Chrisが優勝した。
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| 第1ステージ |
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3月24日 Crestline Road Race (138.2km) |
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標高1200m地点からスタートし、長い直線路で、約15kmで400m標高が下がる緩い下りから始まり、最後は最大勾配10%を越える6kmの上りをこなしての頂上ゴール。スタート直後は下り基調だが、まわりには何も無い吹きさらし状態で、風の影響をもろに受ける厳しいコース状況。予想通りスタートから60km/hを上回るハイスピードでレースは始まる。
集団は一団となって横風区間に突入すると、集団は伸びに伸び一列棒状となる。また路面の悪さも手伝い、落車が発生。約200名の集団は6つ程の細切れになってしまう。この落車に土井が巻き込まれるが、すぐに復帰、事なきを得る。そして、その吹きさらし区間が終わると、バラバラだった集団も一体化し、50km過ぎの補給地点では、ある程度集団はまとまる。
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| 第2ステージ |
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3月25日 FordOakGlen Road Race (171.7km) |
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最も長い171kmで、しかもラスト10kmが昨日に続き、山頂ゴールという厳しい設定。かなりのハードなレース展開が予想された。
今日も、いつものようにリーダーを擁するWebcorチームのコントロールの中、レースは進んでいく。このWebcorチームは、先日行われたPomana のレースから、ほぼ毎日先頭を引いていることになる。Webcorチームのアシスト陣にとっては、大変な重労働になっていることだろう。
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| 第3ステージ |
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3月26日 The Sun Panorama Point Road Race (97.6km) |
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Redlands周辺の周回コースで行われた。1周15km×6周+7.6kmと短い設定ではあったが、アップダウンが激しく、14%もある急勾配の上り坂もある厳しいコースであった。
レースは、早々に5名のエスケープから始まった。しかし、この5名は、個人総合でHonerを脅かすものがいなかったため、Webcorチームは、静観していた。その分、他のチームがステージ優勝を狙って、集団の先頭を固めコントロールしていた。距離が短いこともあり、集団のペースは落ち着くことなくハイペースで進んでいく。そして14%の上りでは、毎周回、選手をふるいに掛けていった。
逃げていた5名の先頭グループは、後続に最大2分半の差を付けていたが、アタックの掛け合いなどがあり、最終周には、後続集団の射程圏内となってしまう。そして最終周の勝負所の上りで、Honerと2位のCesarが集団の先頭でペースを上げ、集団を分裂させる。2人は頂上付近で、3名に減った先頭に追いつき、5名の先頭グループが出来上がる。その後には、20秒の差で15名ほどの第2集団、そしてさらに20秒遅れて、シマノ勢の狩野・鈴木・今西・山本・土井・阿部・野寺6名を含む第3集団らに分かれてしまう。 先頭グループは、残り6kmをHonerが強烈に引き、逃げ切る。我々の集団では、狩野の個人総合順位を落とさないよう、シマノ全員で先頭を引き、前を追うも関わらず、Honerから1分近く離されゴール。今日もリーダーの強さが目立ったステージとなった。
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| 第4ステージ |
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3月27日 SaltonCriterium(1周1.7kmを90分間) |
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| 第5ステージ |
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3月28日 Business Center Sunset Road Race (約142km) 約8kM+(10.5km×11周)+約10km+(1.6km×5周) |
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最終日。普通のステージレースなら最終日は、あまり動きが無く、平和に終わるものだが、このレースは違っていた。コースも、山岳賞の設定された約3kmの上りがあったり、第3ステージで使った激坂を反対から下ったりと、起伏に富んだコース約10kmを11周する設定となっている。毎年の傾向を聞くと、いつも最初の周回で集団はバラバラになるそうで、最終ステージとは思えない緊迫した雰囲気の中、スタートは切られた。
まず最初は、昨日のクリテリウムで使用したコースを2周した後、大きな周回コースへと向かい、そこを11周した後、またクリテリウムコースに向かい、そこを5周してゴールというものである。従って、最後のサーキットで混乱が起きないように、ある程度遅れた選手に対し、制限時間が設定され、完走が難しくなっていた。
レースは、最初こそ平穏に大きな周回コースに向かったが、その周回に突入するや否やペースが上がる。コース設定も、かなりのアップダウンと多数のコーナーで、まるでジェットコースターに乗っているよう。急な下りでは、90km/hを超えるペースで毎回突き進んで行った。上りこそ勾配はきつくないが、5日間走ってきた疲労困憊の選手を苦しめるには、充分なものであった。展開の方は、最初に8名の先頭グループが出来上がる。しかし、彼らは全員Honerの総合を脅かすものは居らず、Webcorチームも静観して見ていた。集団では、コースの特性もあり、ペースが落ちることなく淡々と進んでいる。
ここにきて、風邪をこじらせた大内が2周目でリタイア。そのうち、30度を超える暑さも手伝い脱落者が多数出てしまう。シマノも土井、鈴木、山本の順で集団から脱落し、最終日にしてリタイアに追い込まれた。
そして大きな周回の最終回で、スピードが上がり、結局集団は、約40名。そこにシマノの残る3人、狩野・今西・阿部はきっちり入る。ここからまたもや、リーダーHonerの引きが始まり、逃げている8人を追いかける。差をどんどん縮め吸収していく。そしてクリテリウムコースに突入した時には、逃げているのは1名となる。しかしその1名も、まもなく捕まり。ここからはスプリンターを擁するWebcorとHelthNetの因縁の戦いとなり、昨日のクリテリウムを彷彿とさせるハイスピードでラスト周回に入る。集団はたまらずバラバラになってしまう。
結局、昨日落車してしまったCharlesDionne(Webcor)がゴール勝負を制し、6日間のRedlandsは幕を閉じた。 |
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